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アボリジニとアイスダンス
2010年01月23日 (土) | 編集 |
[タリン 21日 ロイター] 来月開催されるバンクーバー冬季五輪で金メダル獲得が期待されるフィギュアスケート、アイスダンスのロシアのオクサナ・ドムニナ(25)、マキシム・シャバリン(27)ペアが21日、オーストラリアの先住民族アボリジニの長老が同組のダンスを「重大な文化的冒涜(ぼうとく)だ」などと非難したことに驚きを見せた。

 同ペアは、当地で開催中のフィギュアスケートの欧州選手権で現在首位に立つ。ドムニナ選手は、試合会場の記者団に対し「(アボリジニの長老から非難されていることについて)何も知らなかった」と目を丸くした。

 一方のシャバリン選手は、「インターネットで色々と情報を収集した。わわわれのダンスは先住民のダンスではあるが、具体的にオーストラリアの先住民のダンスというわけではない」と説明し、「リスクもあるが、他と違うことがしたかった」と語った。

 豪ニューサウスウェールズ州のアボリジニ土地評議会のメンバーは同日、この問題について、ロイターに対し「非常に不愉快だ。われわれは、アボリジニの文化が盗まれたとみている」とコメントした。

2010年1月22日 12時25分 ロイター
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画像だけ見ると、とてもユニークで好奇心をそそられますよね。
どんなダンスなんだろう?どんな曲なんだろう?どんな演技だったんだろう?
でも残念なことに、このペアのアイスダンスに問題が起きてしまいました。
内容は上記の通りです。

これはあくまでも私一個人としての意見ですが・・・

やっぱりちょっと迂闊だったんじゃないかな、と。

去年の夏、北海道の先住民族であるアイヌの文化に触れる機会がありました。
その時の様子は、『ポロトコタン』に書きました。

世界中の先住民族がそうかどうかは、調べてないので分かりませんが、
アイヌの文化に触れ、彼らは私たちが想像しているよりはるかに
神や自然界との結びつきが強いことを、その時感じたのを覚えています。
朝起きてから夜眠りにつくまで、全ての行動が自然と共にあり自然と融合しており、
自然はすなわち神でもあり、生活の中に当たり前に信仰が存在していました。
切っても切れない関係、と言っても過言ではないでしょう。

もちろん民族舞踊にもちゃんとした意味があり、それは神聖なものであることも多く、
ゆえに、今回アボリジニの長老に「冒涜」と捉えられたのも仕方ないかな、と。

同ペアは、次のようにも話しています。


このことについては、今日の演技(アボリジニ・ダンス)が終わってから聞きました。今シーズンのオリジナル・ダンスのテーマは「民族舞踊」です。そうなると、ダンスのテーマとして選択した国や民族から、選手全員がそれぞれ許可を受けなければならなくなるのでしょうか?ダンスはスポーツであり文化です。私たちは自分のやるべきことをやっているだけです。初めにアボリジニの方たちの抗議をよく理解する必要があります。話し合って解決したいと思っています。ーマクシム・シャバリン選手
(参考 『ロシア語自習室』衝撃の<アボリジニ・ダンス>ドムニナ&シャバリン コメントより)


いやいや、「全部許可を得なきゃいけないの?」とか、そうじゃなくてね。
まあ場合によってはその必要もあるかもしれないけど。
でもそういうことじゃなくて大切なのは、コメント最後にあるように
「アボリジニの方たちの抗議をよく理解する必要がある」ってことだと思うんですよ。

私みたいに、「生まれ故郷よりも今いる北海道が1番好きー!2番は東京」
なんて言ってる愛郷心ゼロの人間には、到底その深さは理解できないと思いますが、
先住民族の人たちが、祖先を敬い、自然を敬い、神を敬い、そして守っている心というのは
彼らの人生そのものじゃないかと思うんですよね。とても大切なもの。
その部分を理解しないまま、こうした形で表現されたとなると、
それはやっぱりいい気分はしないんじゃないかと、愛郷心ゼロの私でも想像はできます。

このペアが、そしてコーチや振付家が、アボリジニほか先住民族の人々や文化を理解し
敬意を払った上でこの作品を作ったとしたら、事態は違ったかもなあとも思います。
もしかしたら、アボリジニの長老はこの2人を絶賛したかもしれないし、
この2人に最高の喜びが訪れるよう祈りを捧げたかもしれないし、
この2人を彼らの誇りにすら思ったかもしれません。

「何でもあり」の中にも、それなりの「ルール」があるということなんでしょうね。
例えば、他人を傷つけてはいけない、とか。

個人的には、このペアのアイスダンスをすごく見てみたいので、
オリンピックまでに両者が和解し、心からの演技が魅せてもらえることを期待します。
ダンスそのものに、きっと悪いところは何もないと思います。


これとは比べ物にならないぐらい懐のちっちゃい類似ネタ的話として、
私は今シーズンの安藤美姫選手のエキシビションナンバーがイヤです。
タップのミュージカルのナンバーを使った、赤ブラ網タイツ衣装のやつですが、
このミュージカルの初演を、私ブロードウェイで観たんですよね。

もうめっちゃ感動して、興奮のあまりカーテンコールで叫びまくってヒンシュクを買い、
会場を出てからも自然に超高速で街を闊歩したぐらい、衝撃的でした。
もちろんCDも買って、何度も何度も今でも聴いています。
私には、ちょっとしたバイブル的作品なのです。

その大好きという気持ちを越える作品を使われたのを見て、
「タップなめんなよ!」ってやっぱり思っちゃったわけですよ。
大好きな浅田真央選手や高橋大輔選手が使ったとしても、
こればかりは不満だったに違いないと思うのに、
いわんやいい感情を持っていない安藤選手をや。
ま、私の場合は2度と見ないきゃいいだけの話ですけどね。
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